バタフライ


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バタフライ正面

バタフライをほぼ正面方向から撮影しています。
まずチェックすべきは、入水直後の姿勢です。
手が入水するのと同時に胸を張るような姿勢をとっています。これは重要です!
その結果、肩が大きく前方へ伸び、同時に胸郭が広がりキャッチの位置が高くなります。
また、入水は両手を頭の横に揃えるように行っていますが、キャッチは肩幅よりもやや広いところで行っています。
筋力の低い人や女性の場合、はじめから少し広めに入水を行なうと負担が軽く済みます。

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バタフライ正面 スローモーション

スローモーションです。
細かな動作の確認ができます。
 

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バタフライ側面

側面を全体が見える位置で撮影しています。
バタフライはとても大きく上下動するイメージがありますが、実際はそれ程大きくありません。
注目すべきは『お尻の上下動』です。お尻が上下動し水面上へ大きく出るように思われがちですが、実際はほぼ水面下で安定しています。
手が前方へ入水する時は上半身を前方方向へ体重移動するため、キックを打ち込んだ反動で背中よりもややお尻が高く上がります。
しかし腕を掻く時に打つ第二キックでは、お尻はほとんど上に上がっていません。
第二キックで腰が浮いてしまうと、上半身が前のめりになってしまい、腕が上がりにくくなってしまうのです。

キャッチは頭と同じ高さから行っています。入水直後に胸を張り、前方へ伸びを行っているからです。
高い位置からキャッチを行うことで、ストロークが伸びます。同時に水面上へのせり上がりがスムーズになり上半身を無理に上げなくても腕の抜けが良く呼吸も楽に行なえます。
逆に入水時に背中が丸く猫背姿勢になってしまうと、腕が落ちてしまいキャッチの高さも低くなってしまうのです。
 

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ドルフィンキック

バタフライのドルフィンキックです。
動きが分かりやすいように、少し大きめの動作で泳いでいます。
ポイントは上半身と下半身の関係。
腰から下は大きくうねりながらキックを行っていますが、上半身はほとんど動きません。
このように上半身を安定させる事がポイントなのです。
キックは腰の引き付けを充分に行い「ため」を作ってから打ち下ろしています。
蹴り下ろしの始めが腰よりも高い位置から行われているため、足の甲が後方を向き、より大きな推進力を得ています。
魚の尾びれのような柔軟な動作によりキックが行われています。

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ドルフィンキック スローモーション

上記ドルフィンキックのスローモーションです。
細かな動作の確認ができます。



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